カラーネップセーターとストライプパンツ
Nov 14 '23
Style Guide #7
1990年代に、台頭したニューヨークブランドの
ディフュージョンライン(DKNYやck カルバンクラインが象徴的)。
そうしたブランドのラインナップにありそうな
カラーネップ(糸の塊によるツブツブした模様)の
リブ編みセーターが今回の主役だ。
90年代のニューヨークはヒップホップカルチャーが
80年代の黎明期から一気にスケールした時代。
アーティストや周辺にいたクルーたちは、
ワークウェアブランドやアウトドアブランドと並んで、
ニューヨークブランドの服をオーバーサイジングで
着ることを好み、それがスタイルとなっていった。
本来はオーセンティックで素朴な印象の
カラーネップセーターさえも、だ。
そして「SOUND」を今季のテーマにする
サタデーズ ニューヨークシティでは、
2020年代のニューヨークでカルチャーを作る人たち
に着てもらいたいという思いで、
このセーターをドロップさせた。
今の気分なら、ジャストサイズ~ワンサイズアップ程度の
バランスのものを選び、ボトムスはスラックスを。
あえて、クールなピンストライプのものを
合わせるのがサタデーズスタイル。
首元に白いTシャツを覗かせて、
足元はレザーシューズでなく、
スニーカーを合わせて軽さを出し。
太めのカーゴパンツでモアストリートにしてもいいし。
タイトなブラックジーンズを合わせれば、
また違うSOUNDが聞こえてくるスタイルに。
はっきりした印象のピンストライプ柄スラックスに、
あえてVANSのオーセンティックを合わせるのがサタデーズスタイル。
スラックスの丈は、ジャストから少し短めで。